千年前の食品舎

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千年前の食品舎とは

代表あいさつ
信じられないと思いますが、私たち日本人は平均寿命までの生涯に、50 トンもの動植物を食べています。もちろん個人差はありますが膨大な命を頂いて生かされていることが分かります。それに伴い命をささげてくれた食べ物の廃棄量は倫理的にも深刻な問題になっています。これでは捨てられた命ある食べ物の魂は成仏できません。政府広報によりますが日本では年間 1900 万トンの食べられる食品が廃棄されています。世界の飢えに苦しむ人々7 億9,500 万人のうち実に 7000 万人が1年間食べていける量に相当します。

食料廃棄を種子の子孫を残す能力から考えてみます。私たちが昨日何気なく食べ残した一粒の米が玄米とすれば大地に蒔けば 1200 粒の命が生まれ、一粒、床にこぼした胡麻から 5000粒の新たな命が生まれるはずでした。一粒の米を捨てると1200粒の米を捨てることになるのです。

鶏卵からヒヨコが生まれるように卵も種子も命が完結しています。完全食ですから新たな命を生み出すことができるわけです。魚の身のように美味しく食べられる可食部分からだけでは生命は誕生しません。 昨日舌鼓を打って食べたお刺身を考えれば、食べることのできる部分は魚のわずか 4 割です。残りの 6 割の頭や骨は廃棄しています。これではあまりにも命に対して申し訳がありません。

「千年前の食品舎」では海と山の野生種を主原料にして製造時にもロスの出ない「一物全体食」を提供し続け、捧げられた食べ物の命を無駄にせず活かし切りたい思いで設立されました。ご縁があって私どもの製品を食べて頂く方が、『残すのが勿体ない』と思えるように美味しさと食の癒しにもこだわりました。癒されてこそ頂いた命が成仏してくれると思うのです。

「千年前の食品舎」は社名の由来のように 1000 年も食べ続けられて安全が証明された、生命力にあふれる食品を「一物全体食」にこだわり続けてご提供させて頂きます。
会社の展望

出汁(だし)のルーツは私たちの先祖が神秘的な縄文式土器で煮炊きした煮汁の美味しさに気づいたことに始まります。 弥生時代にはカツオの素干しや煮汁を煮詰め調味料として使い始めました。 日本の文献に残る出汁の始まりは室町時代になりますが天然素材100%で煮だされた出汁は食文化を豊かなものにしただけでなく日本人の栄養改善にも貢献してきました。 江戸時代には海運航路の関係で関東に鰹節の出汁が広がり、関西や琉球では昆布出汁が広まりました。


出汁の再発明

ところが時が流れ昭和の時代になって出汁の概念が変わる出来事が起きました。 山陰の片隅で日本の出汁が再発明されたのです。 海産物製造業を営む父子が製造に伴う魚の廃棄量の膨大さに胸を痛めていました。 実に廃棄する不可食部分が6割りにも上っていたのです。 魚の尊厳を守り産業廃棄物にしないため化学を使わずに魚を丸ごと活かすという不可能と思えた自然製法の開発に挑戦し、ついに頭から尾びれまでペプチド化することに世界で初めて成功したのです。 それは料理をこよなく美味しくする 『出汁』 であるとともに 『ペプチド栄養スープ』 と言えるものでした。 魚の頭から骨も丸ごと活かした天然ペプチド 『だし&栄養スープ』 の開発に成功した父子は私の身内でもあるのですが、父子は日本の伝統的な出汁を、食餌療法に使えるほどの付加価値が高いペプチドにまで進化させたのです。


『だし&栄養スープ』 は気圧の差を活用した、真空下60℃~65℃という低温煮熟の高度な自然製法によりイワシやカツオのタンパク質の熱変性を克服しました。 カタクチイワシや原木椎茸など海と山の素材丸ごとですから、複雑なうま味成分を含んだ 『ペプチド出汁』 になっています。 従来の素材を煮出した煮汁タイプと異なり素材の頭から骨までの分子が極めて小さく、魚も椎茸も丸ごと水溶性になっています。 煮汁に溶け出したうま味だけでなくすべての栄養情報を摂ることができるのです。 栄養価も高くお陰様でご家庭やレストランのみならず介護の現場でも医療の現場でも美味しくてストレスのかからない食餌療法の一つとして展開して頂いています。


買うての幸い、売っての幸せ

食に携わるものとして弊舎の経営理念は単にモノを売るだけでなく 『だし&栄養スープ』 に始まる 『一物全体食』 を通じ  『買うての幸い、売っての幸せ』 を目指してまいります。  『だし&栄養スープ』 は美味しくて栄養があって体にもいいものです。  ご縁があって買った下さった方に調理の手間も時間も短縮でき、しかも日々のお料理が何とも美味しくなって 『買うてよかった』 と思われるよう目指してまいります。

追伸

実は美味しさのもたらす癒しも栄養の一つです

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