昭和の時代、山陰の港に水産加工業を営む親子がいました。魚を刺身で食べた場合、食べられる部分は 4 割で頭や骨、内臓などの栄養豊富な 6 割は廃棄されます。水産加工業の売上とは魚の命を奪った数に比例しますから親子は毎日毎日魚を切り刻みながら大量の命の廃棄物に胸を痛めていました。廃棄する部分には命を養う無限の成分が含まれています。骨や鱗を溶かすには化学を使えば容易にできるのですが、口に入れる食品には化学的な処理をすると当人のみならず子孫にもどのような影響が出るか予測がつきません。化学によらず自然科学で魚の命を全て生かし切る方法はないものかと苦心の日々が続き、そして頭から尾びれまで魚の命を丸ごと活かす方法を見つけ出したのです。
それは気圧の差による水中暴瀑(水中で粉砕抽出)という自然科学を駆使した技術の誕生でした。
出来上がったものは澄んだ琥珀色の「だし&栄養スープ」生命力と栄養価に富み調理人がうなるほど美味しいものでした。
それは世界で初めて化学を使わずに捧げられた命を丸ごと活かすペプチドの誕生の瞬間でもありました。

『ペプチドは腸管よりの吸収がアミノ酸よりも早くなされ、飲む点滴といわれるほど生命力を高めてくれます。出汁(だし)でもありますが実態は日本人が発明した最強の栄養スープです。しかも人の遺伝子が拒否しない成分であり、奥の深い美味しさに満ち病弱な人、乳幼児の栄養補給にも適しています』